問題が起きた時に感謝に変える方法


サロンにはお客様が毎日のようにいらして下さいます。
ご来店時にはウェルカムティーをお出ししてお話を伺います。


その時にもちろん現在のお身体のお悩みなどを伺うのですが
何度も何度も通って頂くうちに色々なお話になることも多く、ただただ私は聞くだけですが
それでもスッキリしたとかカウンセリングをありがとうございます。
などと言って頂くことは結構多いです。




私はお客様のお悩みに対する答えは持っていませんし、アドバイスもしませんが
聞くことは得意なんだと思います。





私自身、色々な経験をしましたし、悩み、考え、勉強もしました。
そんな中で最近ようやく分かってきたことがあります。



問題を感謝に変える道筋です。



今までの私は問題に出会う度に、なんとかそれを解決しようと奮闘してきました。
でも最近ようやく、そこに真実は無いことに気づいたのです。



問題は生きてる限り起こり続けるのかもしれません。

でもその問題に着目するのではなく、その奥に目をやるようになりました。


その問題が教えていることは何かな?
その問題が指し示していることは何かな?

まず、問題と思うような出来事
例えば、嫌なこと悲しいこと苦しみをもたらすこと
などが起きると

感情が動きますよね?

私は感情が揺れ動きます。

その感情はどんなものでしょうか?

不安、不満、悲しさ、苛立ち、

誰かに勝ちたい
誰かを負かしたい
誰かに思い知らせたい
誰かに分かってもらいたい
誰かに大切にされたい
誰かに尊重されたい

弱くて醜いですよね。
最近私が感じた感情です。
見たくないけど
ここをしっかり見つめるのが大切です。
こんなに弱くて醜い自分の中身。。。涙。

この感情を見てみると
全部が人のせいになっています。

でも、その問題を起こしたのは
もう忘れてしまったようないつかの自分でしかない。

バタフライエフェクトと言う言葉を思い出しました。

どこかいつかの自分が取った何気ない行動や言葉
そんなものがそこに繋がっています。

だからいつでも原因は
何かをしてきた相手ではなく
感じた問題でもなく
いつかの自分なんです。

ここまでが腑に落ちたら
その物事、問題や人や事から視線を上に上げます。

物事や人にはなんの意味もないんです。
そこを見ている限り真実にたどり着けない。

いつも私が変わらなければならない時に
問題は問題としてサインを見せてくれる。

すっごく分かりにくいですよね。

例えば先日息子が大きな問題を持って帰宅しました。
正直驚いてそれが信じられないようなことを又やらかしてくれました。

最初は、感情が揺れ動き
どうしよう、困った、どうしてこの子は、、、


私の何が悪いんだろう?
私はどうすれば良いんだろう?

と、そんな風に思ったんです。

今までの私は、息子に問題があると
すぐに息子と私との関係を改善する必要がある。
私が悪い(息子に対して)
と考えていました。

でも、やっとやっとそうじゃないことが分かりました。

息子すら関係無かったんです。

私の何か訂正すべきことを指し示してくれているだけだったんです。
その息子が見せてくれた問題は、私の何を変えるように教えてくれているのかな?
そう考えた時にすぐに答えが見つかりました。

何かがあった時、なんでもかんでもこれの意味は?と考えることは無駄だと思っていますが
大きなインパクトを持ったことや、自分の中心が警笛を感じる時は
それが教えてくれていることに気づけるようになるチャンスです。

真実はいつも見えていることの奥にある。
ようやくそれが体感できた昨日の夏至でした。

こんな私の心の動きが
何かに悩む時に少しでも役に立てたら嬉しいです。